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口やのどが渇く口腔内の乾燥はドライマウス(薬の副作用や飲酒・喫煙などにより唾液量が低下して起こる)が主な原因であり、ドライマウスが悪化すると舌苔・虫歯・歯周病などの口腔内トラブルを誘発し口臭の原因にもなり得る。

口・のどの乾燥や口臭が発生する原因について

ドライマウスの男性

日常生活の中で口内の粘つきや食べ物の飲み込み辛さなど、口・のどの渇きによる症状が見られる場合はドライマウス(口腔乾燥症)である可能性が高いです。こういった口腔内の乾燥は、加齢やストレスが原因の唾液分泌量低下によるものであれば、加齢症状であったり、ストレスが原因の一時的な症状なので問題視することはありませんが、糖尿病やシェーグレン症候群(唾液分泌などに障害が起こる自己免疫疾患)といった病気が潜んでいる場合もあるので注意しておく必要があります。

ドライマウスは予備軍も含めると国内で4人に1人、約3千万にものぼると推定されていますが、ドライマウスの原因で多く見られるのがアレルギー薬・降圧剤・抗うつ剤等の薬による副作用です。花粉症等のアレルギー疾患の症状緩和のため抗ヒスタミン薬を服用されている方も多いかもしれませんが、鼻水やくしゃみなどの症状を抑制する作用がある一方で唾液の分泌も抑制してしまうため、口・のどが渇きやすくなりドライマウスを引き起こしやすくなります。

つまり、ドライマウスによる口・のどの渇きは何かしらの要因により唾液分泌量が低下することが主な原因ということになります。しかし、唾液分泌量を減らす一因として飲酒や喫煙、運動不足や生活習慣の乱れなども強く関連していると考えられていますし、口を開ける機会が多くなる口呼吸もその一因です。また、ドライマウスは口・のどの渇きだけではなく口臭の原因にもなります。 口内の細菌バランスを保っている唾液量が低下し口腔内が乾燥するということは、歯周病菌や虫歯菌が増殖しやすく口臭が発生しやすい口腔環境となりますし、細菌のかたまりが舌に付着する舌苔の増加にもつながり同様に口臭が発生する原因となり得るのです。

このように、口・のどの渇きを引き起こすドライマウスは唾液量の低下により口臭の原因にもなりますが、舌の乾燥により痛みや味覚障害を引き起こしたり、口内炎・虫歯・歯周病などの口腔内トラブルの原因にもつながります。