トピック
topic

口臭の原因には、病気や食べ物によるものもありますが、起床時や空腹時、緊張時など誰にでも起こる生理的なものがあります。加齢による口臭も生理的に起きる原因の一つです。加齢によって唾液分泌量が少なくなるからです。

口臭の原因は加齢?

口臭が気になる中年男性

朝起きたときやお腹がすいたとき、なんだか口が臭いと感じたことはないでしょうか。口臭が起こる原因は病気や食べ物によるものなどいくつか考えられますが、起床時や空腹時、緊張時や疲労時など誰にでも起こる口臭を生理的な口臭といいます。起床直後に口臭がきつくなる理由は、睡眠中に唾液の分泌量が減って、歯周病菌や虫歯菌といった嫌気性細菌が増殖することです。それらの細菌が、口の中に残った食べかすなどの汚れ成分を分解するときに、臭いの元となる揮発性硫黄化合物をつくるために、臭いがきつくなってしまいます。起きたときに硫黄のような臭いがすることがあるのはそれが原因です。

予防としては、歯磨きをしたりして口の中を清潔にすることです。また唾液を出すことで抗菌作用が得られるので、よく噛んで食事をすることでも解消されます。逆に唾液の分泌が少なくなると口の中が乾燥して細菌が繁殖します。空腹時に嫌な臭いを発するのも、何も食べないため唾液腺が刺激されず、唾液の量が減少してしまうからです。同じ理由で、加齢によって口臭がきつくなるのは唾液量が減ることによります。

口臭の原因の一つに加齢が挙げられる理由は、年齢を重ねると唾液腺の機能が低下して唾液の分泌量が少なくなるためです。口内が乾燥してしまい、嫌気性細菌が繁殖しやすくなります。そして加齢とともに機能が低下するのは口の中だけでなく、体内の代謝機能も低下します。体の中で発生する悪臭成分を招集する力も低下してしまいます。悪臭成分は血管を通り肺から吐き出されるため、口臭がきつくなる原因となるのです。

このように生理的な口臭を改善するには、口の中を清潔にする、唾液の分泌を促す、ということになります。さまざまな原因で口が乾燥して細菌が増殖するので、それらを回避するような対策をすればよいというわけです。